2020/10/01 Category : 東京社団 核燃料取扱主任者とは 〖資格詳細〗核燃料取扱主任者とは、原子炉等規制法に基づき、核燃料の加工や使用済み核燃料の再処理を行う施設で核燃料物質の保安・監督を行うための国家資格です。核燃料取扱主任者は核燃料の加工事業者や再処理事業者では必置の資格となっています。東日本大震災以後、国民の核燃料に対する関心は高く、原発以外の発電方法を探すなどの議論が発展した結果、電気事業の抜本的な改革が求められ電力の自由化が始まりました。今後日本が原発燃料による発電環境を維持していくためには、核燃料取扱主任者は必要不可欠な資格といえるでしょう。核燃料は原子燃料ともいわれる非常に危険な物質として知られています。化学薬品やガソリンといった燃料とは全く異なり、その危険度はわずかな事故が起きただけでも大きな被害が周辺地域にまで及ぶ危険性があります。そのため核燃料取扱主任者は事故やトラブル防止のために、徹底した核燃料の管理と監督を行うという重要な任務を担っている責任の強い資格といえます。核燃料取扱主任者の試験は誰でも受験できますが、原子炉主任技術者試験と並び理数系国家試験の中では難関の部類に入る専門性が非常に高い資格のため、基本的には現場で働いている方が取得する資格といえます。〖活躍場所〗核燃料の加工工場や使用済み核燃料の再処理工場での必置資格ですので、これらの職場で保安監督主任者として活躍できます。また、核燃料取扱主任者の資格は核や原子力に関する知識が十分にあることの証明になるため、原子炉メーカー系の就職にも有利に働くのではないでしょうか。〖取得方法〗対策としては、出題範囲が専門的であり幅広いため、暗記が重要であるといわれています。最低でも、原子炉工学と放射線工学は予備知識として理解しておく必要があるでしょう。また、物理、化学、生物学に関しては大学レベル程度の知識が求められます。参考書は少ないようですが、原子力規制委員会の公式サイトで過去問題が掲載されていますので確認しておきましょう。また、日本原子力研究開発機構(JAEA)では「核燃料取扱主任者受験講座」を開催し、受験予定の方の学習を支援しています。カリキュラムは4日間の講義編と、過去の問題の解答と解説が中心の3.5日間の演習編から構成されていますので、費用、時間、受講場所の都合がつく方にはおすすめの講座です。※国家資格(名称独占資格)※難易度62(難関)FeedPing#東京社団政策研究所にほんブログ村 [100回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword